ビーインの特徴

ビーインの特徴

小さなコミュニティセンター

1.小さな教育コミュニティセンター

お子様だけでなく、ご家庭、保護者様にも寄り添う、小さな「民間教育コミュニティセンター」です。

学習サポート「ビーイン」は、学習塾としての役割はもちろん、
お子様・保護者様の心のケアから家庭環境の相談、
進路や人生選択の目標設定、
心理・学習カウンセリング
などを一手に引き受け、
お子様だけでなく、ご家庭や保護者様にも寄り添う活動をしております。

ですから、生徒や保護者様とのコミュニケーションは、直接・電話・メール・SNSを駆使し、納得するまで行います。
必要であれば、他塾や、療育機関、医療との連携、さらには学校との連携も視野に入れていきます

ベテラン講師の少人数授業

2. ベテラン講師による1対生徒4人までの指導

ビーインは講師1人につき、生徒は4人までの指導です。
一応の個別対応ですが、1対1や1対2の個別指導塾がある以上、そこに大きなメリットはありません。
ですがビーインは、1対4の講師が、アルバイト講師・学生講師ではなく、経験を積んだ塾講師だということに意味があります。

私は、学童保育員、集団塾講師、個別指導塾講師・室長を経て、塾講師歴20年以上の経験を積んでいます。
実績も、私立公立中学、上位普通科高校合格の実績だけでなく、有名私立・国立大学合格者の指導の実績もございます。
また、生徒に応じた中学・高校・大学・専門学校への進路指導の経験もございます。
もちろん、発達障害児童の指導や、不登校・メンタルケアのご相談や対応、下位成績のお子様の成績の底上げの経験もございます。

そこが、定型発達のお子様から、障害をお持ちのお子様、心のケアが必要な方まで対応できる自信のある理由です。
アルバイトの講師に任せている塾とは、子どもの扱い方や見方が違います。

必要以上に教えません

3.自立型学習の重視「必要以上に教えない」

実は、ビーインは、講師が懇切丁寧に1から10まで教える塾ではありません。
ビーインは「塾がなくても勉強ができる子ども」を育てたいと思っております。

学習サポート「ビーイン」は、一方的に知識やテクニックを教える、従来型の塾ではありません。
また、学校よりも先に進めて予習型の授業で満足させる従来の集団授業のそれ、でもありません。

自分で決め、自分で走り出し、「もう自分でできるから、塾はいらないよ」という
「塾いらず」の子どもとご家庭を築きたい、とビーインは願っています。

ですから、ビーインでは、主に、

・自立して勉強できる工夫
・勉強の仕方
・お子様の状況と対応
・保護者様のお子様への向かい方


を指導・報告し、ご家庭と共有致します。

現状、一人当たりの教育費が増加の一途をたどっていると言われています。
塾費用に、毎月5,6万円、ひどくなると10万円、加えて、夏冬春の講習会に10万~30万以上かかっているケースも知っています。
そして、貧富の差が、教育格差となっていることも承知です。
勉強が苦手な子どもほど、授業数が増え、お金がかかってしまうのです。

塾・教育業界の多くは、それが分かっていて、あえて、お金を浪費させる方向でカリキュラムを組んでいます。
生徒のためという建前で、より多くの利益を上げるためです。
特に個別指導塾は、人件費、物件賃貸料、本部へのロイヤリティなどでコストがかさむため、
1人当たりの授業料を高く設定せざるを得ません。高くて当然なのです。

ビーインは、皆さまの大切なお金を、おいしいものを家族で食べたり、たまにはお子様も保護者様もご褒美を買ったりと、
もっと教育以外で有意義なものに使ってもらいたい、と切に願っています。それがご家庭の幸せにつながると考えています。
塾の授業や講習会で月10万も20万も投資するような現状や、塾がなければ勉強できないようなこの社会を、本気で変えていきたいと思っております。
だから、Be Independent(自立しよう)のビーインなのです。

「必要以上に教えない」ことで、お子様一人ひとり「考える学習」を実践しトレーニングして、ご家庭で実践できるようにする

ですから、必要以上の授業負担は抑えて、かつ、本人の学習効率が上がるように仕向ける、これがビーインの方針です。


考える学習

4.  「考える学習」

「必要以上に教えない」「自立型学習」を実践するために、ビーインは以下の5つを意識しています。

① 将来や目標を考える(検定の積極利用)
② 答えや解説を利用しながら学習する
③ 市販の参考書を利用する
④ 繰り返し学習とアウトプットを重視する
⑤ スケジュール管理能力を高める

将来や目標を考える

① 将来や目標を考える

ただ単に勉強をやるだけであれば、いずれ退屈してきます。
生徒や保護者様としっかり話をして、お子様の将来像、職業観を明確にしつつ、

また、短期目標としてのテストの点数の向上だけでなく、
広い視野を保つための検定(漢字、算数、数学、英語)の利用を積極的に進めて参ります。

通常の学習に、各検定の学習も加えて、英語や算数・数学などは実力テストの対策にも使います。

答えや解説の利用のすすめ

② 答えや解説を利用しながら学習する

わからない問題をずっと考えさせるのは、時間の無駄となり、
「嫌い」を増長
させてしまいます。
積極的に、幼いころから、答えを見ながら学習したり、自己採点をさせる習慣をつけた方が自立につながります。

問題は、「わかる」から面白いのであって、「わからない」のは、つまらないものです。

そして、答えを単に写させないのも、ビーインの特徴であり、必ず「なぜ?」を確認するようにしています。「なぜ、そうなるのか」が分かっていれば、類似の問題は解けるようになります。

答えを導く面白さ、大切さを覚えたお子様は、答えを見ても、ただ写そうとはしなくなります。

「答え」以上に、「答えを導く過程」の方が大事だと認識し始めます。

市販の参考書

③ 市販の参考書を利用する

塾の先生に教えてもらうために授業をとれば、個別指導塾では1回につき約3000円~4000円かかります
集団塾では個別対応が難しく、自習型の個人塾でも、授業の人数が多ければ充分な対応ができないでしょう。

実は、自分で勉強をしようと思えばいろんなツールがそろっています。

YouTubeなどの無料の映像授業の活用、低額なスタディサプリの利用も1つですが、

市販されている「参考書」を購入して学習することも、自立学習の効率を上げることができます。
とても丁寧に作られているにもかかわらず、通塾している方の利用率は低く、参考書の存在自体を知らない方も多いです。

「参考書」は、その人の学習の助けになるよう、様々なレベル、様々な形式で作られています。
1冊1000円前後で購入でき、講義よりもリーズナブルで、更に繰り返し利用できます。

利用しない手はありません。

どの参考書が良いかは、ご相談ください。
生徒の状況や特性で、合う参考書、合わない参考書、がございます。

ビーインでは、その先の「参考書を利用した学習の仕方」を指導してまいります。
「答え」「解説」「参考書」を利用した「自立学習」と、その管理を徹底すること、
そして、最大4人までで講師の目を届かせること
が、ビーインの学習の特徴です。

塾はトレーニングの場

④ 繰り返し学習とアウトプットを重視する

塾に行っても伸びない、塾を転々としている、これらの原因の多くが
「塾でわからないところを教えてもらった」で留まり、

「問題を解くトレーニングをしていない」ことに尽きます。

ビーインでは、できていないところ、覚えていないところは、確かに教えますが、それで終わりではなく、
徹底して授業中にトレーニングしてもらいます。

講師がひとりの生徒を教えていて、他の生徒がぼーっとしている、という状況は作りません。
ある意味、トレーニングジムのように、ノンストップで演習してもらっています。
きつそうに思われるかもしれませんが、勉強をした感覚がしっかり残り、意外にもすっきりするのです。

その中で、学習の効率的なやり方を教えていき、覚えていきます。
要は、「わからなかった問題の解きなおしや暗記を自らできる」
ようになること
です。自立、なんです。

・間違えた問題の番号にしるしをつける、
・赤で直さず、解きなおしてみる、
・丸付けの色を変えてみる
・右端に解答欄がある問題集は、隠して解きなおし、覚えなおす。
・ページ途中に回答欄がある問題集は、付箋や修正テープで答えを隠して解きなおし・暗記をする

など、自分で自立学習をするために必要なテクニックはしっかり教え、実践できているか、しっかり確認を行います。
必要に応じて、宿題も出し、確認テストも行います。
不十分であれば、無料で自習や補習の指示を出すことも致します。

スケジュール管理能力

⑤ スケジュール管理能力を高める

一人一人に応じたスケジュール帳を使い、日々の学習管理をしていきます。

いつまでに、何をどうすればよいか、最初は講師や保護者様も交えて、じっくり決めてもらい、
達成の度合いを確認します。

少しずつ、自分でアレンジできるようにしてもらい、最終的には、自分だけで自己管理ができるように指導していきます。

ASD(自閉症スペクトラム)のお子様にとっても、「自己管理能力」は生きるすべとして重要な能力となります。
関わり合うすべてのお子様に、将来への自分の人生の自己管理ができるよう、働きかけます。

学校のものを教材に

5. 学校宿題課題・学校ワークを軸に指導


他塾は、「塾テキスト」「塾オリジナルテキスト」を中心に授業をされるところが多いです。
理由は、
・講師が予習しやすく、生徒に教えやすい
・塾オリジナルテキストは利益になりやすい(高額)
という点が挙げられます。

ビーインは、学校の課題やワーク、計算ドリルなどを主軸に指導できますし、まずはそちらをお勧めしています

塾で学校と異なる教材を使うことは、学力が低ければ、ただの二度手間となってしまいます。
まず学校で与えられる教材を軸にして勉強をすれば、提出日に追い込まれることもありません。

また、中学や高校の定期テストは、学校の課題の中から出されます。学校の課題をおろそかにする理由はありません。

そして、その指導ができるからこそ、自信をもって「学校の教材を持ってきてください」とお伝え出来ます
宿題も、学校の課題から指示することで、学校の授業や課題テストに余裕をもつこともできます。

ビーインの視点は、まずはお子様視点、そして保護者様視点で、有益な学習を進めて参ります。


全科目指導

6.指定科目以外も規定授業内で指導


入塾の際、受講科目の指定はしていただきます。
何を重点的に学習すべきか、こちらが把握するためです。

ですが、
お子様にとっても、保護者様にとっても、バランスの良く学力を仕上げてほしいということが本心ではないでしょうか。

私としても、英語・数学至上主義者ではありません。
やはり、国語も理科も社会も重要、そして、
その子にとって何が得点源になるか、何が将来につながるかは未知数です。

ビーインは、科目指定されていても、「その科目だけ」と指定されていない場合は、
全ての科目のバランスを見て、その生徒に必要な別教科の指導も加えていきます。
その際には、保護者様にもご連絡いたします。

現状の授業数で対応できない場合は、授業数の増加をお願いすることもありますが、
なるべく、規定授業数内で、そして宿題や自学自習の範囲で対応できないか、検討します。

発達障害・学習障害を視野に

7. どの児童・生徒にも通用する、発達障害・学習障害を意識した学習対応

さまざまなお子様に対応するため、特に「障害」を意識して指導をしてきました。視点を障害に合わせると、必然的に「勉強が苦手」な子どもにも共通する、効果的な学習法が分かってきます。

就学児童の発達障害・学習障害に関しては、まだ明確な指導ケースが出来上がっておらず、実は研究途上です。
また、社会における、子どもの特性、LD(学習障害)、ASD(自閉症スペクトラム)に関しての知識が乏しく、
学校を始めとして、塾、療育機関、放課後デイでも、
障害を持たれているお子様のサポートが十分にできているところは少ないようです。
私も手探りでしたが、専門家や専門機関と相談し、文献で調べ、実践して、それで分かったことがいくつかあります。

日常生活や勉強を効果的に行うには、認知機能(記憶、言語理解、注意、知覚、推論・判断)が前提となっており、認知機能の強化がソーシャルスキル、ライフスキル、学力の土台となること。

・認知機能の強化には、「コグトレ」を特性に応じて行うことが効果的であること。

絵本や本の読み聞かせが読書のきっかけを作り、読書が言語体系や語彙、想像力の基礎を作ること。

漢字・英語含めて、書くことよりも、読めることや、意味を理解する指導の方が、向上意識と学力を高めること。

算数は、四則(+-×÷)がきちんとできることが最優先であること。 そして、小数と分数の計算のできが、中高の数学の理解に大いに影響すること。

・どの科目でも、音読を意識すること。音と同時に知識が入りやすい。特に英語は、スペルよりも「読める」「意味がわかる」を重視すること。

テキストはなるべくカラフルで、自分で学習できる教材が適切であること。

・成功体験を積ませ、失敗をなるべくさせないように導くこと。

小学生時期の理科社会(特に小5、小6)をしっかりすることで、中学理科社会が相当に楽になること。

・漢字、算数、英語の検定を早い段階から導入し、学習への目的意識を持たせ、成功体験につなげること。

整理整頓のスキルを早い段階でトレーニングし、宿題忘れ、プリントの整理ができる、ないし協力できるようにしておくこと。

日々、勉強する習慣を早い段階に身に付けてもらうこと(これは能力の高低に限りません)。

スマホ、タブレットには極力、触れさせないこと。

具体的には、以下のように取り組んでいます。

・字が読めない、数の概念が理解できない、簡単な絵を線画できない、字が枠に収まらない、先生の指示を聞き取れない、さっき言ったことを忘れている、音読がたどたどしい、作文や自由絵画などの想像(創造)ができない、雰囲気を読めない、図形や関数が極端に弱い、文章問題に手がつかない、
などは、本来の認知機能が低いことが考えられます。
認知機能強化トレーニングの教材である「コグトレ」を教科指導と併用することで、これらの弱い機能を強化し、科目学習やソーシャルスキルの向上が期待できます。

読解力が低いお子様は、物語や話を予測する・想像する力が欠けていて、それを補う日本語の語彙力が少なく、漢字の意味や流れから言葉の意味を推測することが困難であることが多いです。
できる限り読書、それも、レベルを下げての絵本や、論理展開のあるマンガをすすめています。
可能であれば、親子一緒の読み聞かせによって、コミュニケーションを図りつつ、いずれ、子どもが声に出しながら本を読み始める段階になれば、あとは一人でも読書を続けるようになります。

・国語の漢字は、書けることよりも、読めること、意味がわかることを重視して指導します。
図鑑やネットで画像を見せて、言葉のイメージを持ってもらうこともあります。
読める漢字が少ないと、日本語の語彙が少なくなり、教科書が自力で読めないことに直結します。
そうなると、読解力だけでなく、学力全般が下がる要因になりかねません。
また、単に漢字を書き続けることは、単なる作業となり、苦痛につながり、漢字嫌い、国語嫌いにつながると考えています。

英語も、英単語が読めて、意味がわかることが最優先と考えます。英単語が読めないと、教科書が読めない上に、授業が理解できません
英単語のスペルを覚えることが苦手な子は多くいます。ですが、その多くの生徒が、書けない単語は読むこともできません
教科書の音読と暗唱をし、文法事項は例文を暗唱することで、体で英語を体得することに力を入れていきます。
受験やテスト対策英語にこだわらず、4技能習得の「使える英語」を意識しています。

・算数・数学、理科、社会は、「広く浅く」まず目を通してもらい、余裕をもって、細部の演習に入ります。
学校のように、単元を細かく区切って教えるのではなく、広く、全体像をつかんでもらいます。
ぶつ切りの知識は、覚えた先から忘れていきます
「広く浅い基礎」が定着すれば、それに肉付けするだけで応用力は身につきます。

これらは、発達障害、学習障害に関わらず、学力を上げるうえで、どのお子様にも通用する、効率的な学習です。
障害を意識して学習指導を構成することで、結果的に、勉強が苦手な子どもへの対応の基礎となっています。